7月 グループ山行(県連フリー登山バス)
大天井岳(2921.5m)〜常念岳(2857m)〜蝶ヶ岳(2677m)
           長野県


燕山荘にて大休息、後発隊が到着


いざ大天荘を出発


常念岳山頂で


常念岳からの下り、穂高の山がチラリ


蝶ヶ岳山頂を出発、徳沢へ向かう

2011年7月28日〜8月1日
参加者:6名  滝(CL)、三村(SL)、杉山、坂井(医療)、島田(会計)、花房(記録) 報 告
7月29日(金)[天気:曇り時々雨]
中房温泉5:00⇒登山口5:15⇒6:30第二ベンチ6:45⇒7:25第三ベンチ7:30⇒8:10富士見ベンチ8:15⇒8:55合戦小屋9:10⇒合戦沢頭で雨具⇒10:25燕山荘11:25⇒大下り12:25⇒分岐14:15⇒14:55大天荘 大天井岳往復(片道10分)
 中房温泉より登山口5時15分出発。合戦小屋を経て燕山荘10時25分到着。雨のため1時間ほど燕山荘内で昼食・休息。そこから蛙岩、為右衛門吊岩、切通岩と大きな岩を通り今日の宿、大天荘に14時55分に到着。ガスにより眺望は望めず9時間程ひたすら歩き続ける。明日の天気が期待できないのでその足で大天井岳に登る。

7月30日(土)[天気:曇り時々雨]
大天荘6:02⇒横通岳手前2727mピーク7:30⇒8:55常念小屋9:10⇒10:40常念岳11:05⇒2592mピーク14:30⇒15:20蝶槍⇒16:20蝶が岳ヒュッテ
 天気予報では降水確率50%雷注意報が出ており不安ながら、雨の中を大天荘6時出発。8時55分常念小屋着、常念岳10時40分着。大きな岩を怪我のないように慎重に下る。二つのピークを越えて、蝶槍の手前でニッコウキスゲの群生に目を見張り、しばしの疲れを癒してくれた。雨には少し降られたが15時30分に蝶ヶ岳三角点に到着。小屋まであと少しだが、4時までに小屋に到着したいため、2名の先発隊を出して16時20分に小屋へ到着。100名近い登山者でごったがえしていた。疲れもピークに達していたため、個室が運よく空いていたので少々高くついたが個室宿泊にした。大きな休憩も取らずに10時間20分歩く。

7月31日(日)[天気:曇り時々雨]
蝶が岳ヒュッテ6:35⇒長塀山7:45⇒11:15徳沢⇒14:05上高地温泉(入浴・休憩)⇒上高地バスターミナル16:45⇒(バス)⇒17:58新島々18:03⇒(松本電鉄)⇒18:35松本駅
 今朝は雨が上がり青空が見られ、槍穂が一瞬見られた。雨具から開放されて6時35分出発したが、すぐに雨が降り始めてしまった。雨具をつけたり、はずしたりしながら、脚の疲労も6人とも相当あるので、ゆっくりゆっくり下山。ぬかるみに難儀した。11時15分徳沢着。ここでソフトクリームを食し、小川でスパッツ、ストック、靴の泥を落として、上高地を目指して歩く。遊歩道は砂利道が多く、この歩きが結構足の疲労を促進した。ウエストン碑の西の上高地温泉でやっと生き返った。今日は上高地バスターミナルまで合計7時間歩く。      (坂井・花房)

感想
初日の中房温泉で6人、裸の結団式を行い、結束を強めての3日間の登山となった。最初の裸の付き合いが効して、遠慮がなくなり、小屋でのいびきもなんのその。お互いを気遣いながら6人とも完走できたことは疲れより満足感・達成感を強く感じることが出来た。 苦楽をともに、寝食をともにする中で仲間意識も一層つよまったと思われる。やまぼうしの仲間には識者が多く、定例山行では花の名前、鳥の名前をいつも教えてもらえる(聞いてもすぐ忘れるのだが…)今回、花の名前は31種類、鳥は4種類が記録できた。学習を積み重ねることで花や鳥が少しでも理解できていたということが発見できた。花の先生、鳥の先生に感謝するとともに、やまぼうしの素晴らしさがまた一層深まったことは大きな収穫であった。   (坂井)

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