2012年2月 定例山行
総領町節分草と上下町ひな祭り
          庄原市総領町・府中市上下町


上下町の町


江戸期のお雛様


群生する節分草


節分草の花


福寿草

2月26日(日) ☆天候 曇り
参加者:23名 CL花岡 SL原田
西本、村田、三重(成)、三重(典)、藤本、滝、幾久、中島(美)、熊谷、
三村、円山、小山、川村、宮木(一)、宮木(澄)、吉川(明)、吉川(真)、
坂井、江本、田所、堂垣内、   上下町(案内人):小塚様、小川様
コースタイム
広島駅8:00→上下町10:20→吉井寺、玉泉寺、善昌寺11:40→11:50
チュウリップ上下店(昼食)12:30→上下町並み、ひな祭り見学14:40
→総領町八幡神社節分草自生地、道の駅節分草説明15:40→広島駅着17:30
報 告
 三寒四温のこの頃で今朝はなんと冷たい風があり、街歩きの皆さん寒くないかと心配しながら出発した。途中、上下町の案内人の小塚さん、小川さんと吉井寺へ。この寺にある木造薬師如来坐像は、鎌倉時代初期の作で県の重要文化財に指定されているが、皆さんが直接拝めるようにと本堂に安置されていた。玉泉寺へ、元禄11年に上下の岡田吉衛門が開基となり建立された歴史あるお寺で、奥様のお話と、 茶菓と甘酒のお接待を受けた。寒い中だったので、とても嬉しかった。 善昌寺へ、鎌倉時代末期に建立された座禅堂、鶯張りの廊下で有名な大きなお寺で小川さんの説明を聞く。三寺をゆっくりと巡った後、チュウリップ上下店会議室で予約のお弁当昼食。(寒い外でなくて良かった。)
 上下町の街並みへ、かって幕府の天領であり山陰と山陽を結ぶ石州街道の宿場町として栄えた。当時の繁栄を偲ばせる白壁や、なまこ壁、格子戸の古民家が多く残されていた。末広酒造資料館は個人の家だが多くの骨董品が所狭しと並んで、中でも三次人形、上下人形が800体あり圧巻でした。
 町並みの古民家、店先、上下資料館、と沢山のお雛さんが飾ってあり、時代を感じながら、ゆっくりと散策しました。
 バスで20分移動して総領町八幡神社横の節分草自生地へ、 かわいい花がいっぱいに咲いていた。冬の山は花もなく、久しぶりの野の花にじっくりと見惚れた。二ケ所めの自生地へ、道の駅沿い川土手にはまだ咲いてなかった。ドームのなかで節分草についてのお話を聞く。自生地を守っていくのは大変で、地元の人の努力によるものであると。
 寒さを忘れ、ほっと癒され、のーんびり、楽しい一日を過ごしました。長時間にわたり案内して下さった、小塚さん、小川さん、ありがとうございました。
                           (記 原田清子)

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