2014年10月  定例山行

十方山(1,318m)

広島県安芸太田町


瀬戸滝登山口を出発


山頂ではいポーズ


奥三ツ倉で休憩

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10月26日(日) ☆天候 晴
CL 坂井エイコ SL 明石良雄
参加者  19名
原田・松尾・中島(美)・曽田・川野・坂井・三浦・杉山
中島(恵)・中島(靖)・田所・新江・石田・藤川・宮木(一)
作間・小山・島田(百合)・明石
コースタイム
広島駅北口発(7:36)→戸河内インター(8:35)→立岩登山口着(9:27)
→ 登山口発(9.50)→5合目(11:34)→頂上(12:50〜13:30)→
丸子頭(14:37)→藤本新道分れ(15:01)→駐車場(15:40〜16:00)→
戸河内インター(16:57)→広島駅北口着(18:10)
報 告
 当初吉和から立岩の登山口に行く予定であったが、通行止めとなっており、戸河内から左の県道を奧へと進むと、左に立岩ダムが見られ、まもなくトイレ小屋も見られる立岩登山口に着いた。
 登り初めから結構急勾配が続き、尾根を右に巻きながら登って行くと、まもなく瀬戸の滝分岐に差し掛かった。
 瀬戸の滝方面に道を取らず、右側の登山道に入ると,露岩の急な道が続き、傾斜が緩くなって尾根の左をトラバース気味に進むと左に谷が表れ、沢に沿って瀬戸の滝からの登山道が合流して来た。
 以前転落事故があった水場を慎重に渡り、今度は沢が右側に流れている広い空間が広がる大きな谷間に入り,谷を詰めて尾根に出ると、右側に若干の展望が見られ、道の側にはブナの老大木があった。
 ここら当たりで、一行の中で体力の差が表れ、歩きが少し緩慢になり、リーダーの判断で、2つのグループに分けて登る事にした。
 開けた尾根道から、十方山の山塊も木々の間から捉える事が出来、更にひと登りすると、ようやく少し広くなっている5合目標識がある場所に着くと,今度は右側の巻き道を進み、一旦下り鞍部から再び急坂を上り返すと、道の周りにクマ笹が広がる少し広い場所に出た。
 そこには,真上を見上げるような最後の急坂が待っており、登り終えると突然前方が開け、笹床が美しい開けた広い場所に出た。
 「十方の辻」と言われる広々としたクマ笹の広がる草原の中の、少し緩やかな道を登って行くと、左に遭難碑が建立され、前方には十方山の頂上の標識も見られるようになった。
 まもなく十方山の山頂に着いたが,すでに多くの登山者が見られる山頂からは、遠くは霞みや濃霧も広がり、素晴らしい眺望は見られなかった。
 しばらくして、後続組の仲間も全員無事元気よく登って来られ、短い昼食後下山口に向かって,笹を分けながら尾根道に入ると,少し急斜面となり、ブナ林の中に湧き水がある論所を通り、今度は少し登りに架かると、十方山より3mも高い奥三ッ倉ピークに着いた。
 しばらく進み前三ッ倉を過ぎて、右に那須分かれを見過ごし、少し下りから登り返えし,道を左の奥に入ると,この付近の広い草原の一番高い丸子頭の頂上で、山頂としての形態は全く見られなかった。  少し下りの坂道から緩やかな登りとなり、クマ笹とブナ林に被われ、少し小高いピークを過ぎると、道幅が広がり急な下りの坂道となった。
 道の周りが杉林へと変わり、まもなく二軒小屋に降りる藤本新道へ左の道を取り,林の間の少し急な坂道を,県道に向かって一気に降り,二軒小屋駐車場に無事着いた。
 今回は莇ヶ岳・弟見山に続き多少長めの尾根道の縦走で,少しは歩き概のあった登山で,途中少し問題も生じたが,皆さん最後まで元気に完走され,自信を持たれたかと思い,今後も時々(もう)少しハードな山行にも挑戦してみましょう。

(記 明石良雄)

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