2015年7月  定例山行(リーダー体験山行)

牛田山

広島市東区


尾根道も林の中


四等三角点で集合


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7月19日(日) ☆天候 曇りのち晴れ
参加者23名  CL 西田
アドバイザー 宮木、中島美、坂井、若木
A班・・・・ 田所、谷本、吉川、曽田、明石、鳥屋尾
B班・・・・ 中島恵、大阪、熊谷眞、安永、三浦、林
C班・・・・ 川野、長松、新江、藤川、皿屋、宮木澄
コースタイム
牛田公民館発9:00→ナチュラルライフセンター発9:35→
神田山10:20→牛田山11:00→四等三角点12:00→(昼食)発12:35
→牛田山13:10→神田山14:20→ナチュラルライフセンター着14:50
報 告
朝方に降った雨で山行実施が心配されたが、天気も回復し予定どおり行うことができた。今回のリーダー体験山行は、牛田山系の一部、バラ園→(見立山)→神田山→牛田山→ 四等三角点までの3区間を往復し、1区間ごとに、CL、SL、記録者を順次交替して登り降りした。 区間の途中では、各班に付いた山行部のアドバイザーが切るカードの設問を立ち止まって班員で検討しその結果をCLがまとめた。
 リーダー体験山行として初めての試みであった。山行部で検討し、実際にリーダーとして歩いてもらう、そしてトラブラ発生の対処を想定であるが体験してもらうということで進めた。アドバイザーの適切な助言及び参加者の協力でスムーズに実施することができた。

(記 西田文雄)

【A班の感想】
 今回のリーダー体験登山は、実践形式で斬新な取り組みのように思われ、それなりに効果は有ったとは思います。
 しかしながら、問題提起とその対応策については、定例集会等で事案テーマを絞り、みんなが対応策について提案し、検討する方法も有るかとは思います。
 結局問題提起のような事案については、その時の現場の環境と、発生状況によって、対応策が分かれるとは思いますが、常日頃から起こりうる事案について、対応策をそれなりに各自考えておき、自分がリーダーとなった場合、みんなからの意見も参考にしながら、安全第一を考え、勇気有る決断(前進か後退か)が出来る心構えを持つことだと思います。
 なお自分勝手な行動を取る人は、会で行う山行では論外です。
 現実のリーダー育成については、本人が登る山の知識(地形も含む)を、本や他の人のブログ等で事前に良く学習し、何回か下見にも同伴させ、その時の登山のコースやその山を歩くスピード、またどの程度で休憩するか、さらに休憩場所の把握等を実践体験させ、その体験を何回か踏ませながら経験を重ねる事で、リーダーとしての気質が生まれて来ると思います。

(記 明石良雄)

【B班の感想】
1 遊び心と学び心の融合があり楽しかった。
  身近な山を散策し、気楽に歩き体力が維持・向上した。緩やかな登りなので息が荒れず余裕があり、世間話で会話が盛り上がり笑顔が多かった。そして、途中の設問を解くことで、登山する上での知識・留意することが豊かになった。遊びながら学習ができた。
2 企画の設定が良い。
(1) リーダー養成・研修なので、真剣に取り組まざるを得なかった。なので、集団行動の面白さ、リーダーの役割が体験することができた。
(2) 設問を解く作業で、意見を述べるので参加者間の親睦が濃くなった。
(3) 水分補給時、人員点呼・緊急対策等を学習することで、事故対策になるので今回の企画は良かった。
3 今後の企画の質の向上に期待する
  今回の企画は、初人者、初級者向けなので、対象者が限定される。参加者をどうするか工夫を要するし、質の向上が求められる。

(記 林 克己)

【C班の感想】
 「山行参加者は初心者であろうとお客さんではない。」と言われても、知識がない私は付いていくだけ。今回、牛田山のように何となく地理が分かっている所でも、思わぬ分岐がありどちらのルートをとるか判断を求められるなどリーダーとしての学習ができた。いやそれ以上に参加者として心得なければいけないことが途中の課題を考える中で見えてくるように思えた。いい企画だと思った。

(記 新江みどり)

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