2016年6月  定例山行

天上山(972.6m)

山県郡安芸太田町筒賀


山頂で


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6月19日(日) ☆天候 曇り
参加者19名  CL 長松 一恵  SL 中島 恵
宮木(一) 宮木(澄) 中島(美) 川野 小山 作間 原田 西田 大坂
松尾 林 安永 三浦 谷本 舞田(真) 中島(靖) 会友1名
コースタイム
二段滝9:40→登山口9:55→ささやきの滝10:25→とちの古木11:00→
引き明けの森11:20→天井山登山口11:40→山頂12:15→休憩12:55→
林道13:35→井仁の棚田14:30→アジサイ見学(森下宅)14:45~15:10→
加計インター15:25→県庁北16:20→新幹線口16:40
報 告
雨の音で目が覚めた天上山山行の日。結構雨が降っている様子に今日の山行は大丈夫かなと心配になる。マイクロバスを乗車場所で待っている時、更に雨足が強くなり不安は募りましたが、広島インターを過ぎた辺りから空が明るくなってきて、小降りになりほっとしました。
バスを降り、まず二段滝を見に行きました。マイナスイオンが降りそそぐ滝のそばで深呼吸、良い空気を一杯吸い込んで龍頭峡登山口へ。天上山への玄関口の沢の水かさは幸い雨の影響をあまり受けておらず、無事渡る事ができました。
 沢を渡ると急登が続く山道へ、一歩、一歩ゆっくり登っていきました。木で作られていたはしごや橋は、まわりの自然の色には似合わない銀色のアルミ資材を使って新しく作り替えられていて、前回天上山を訪れた時、雨で濡れた木の上を滑らないようにと慎重に歩いた事を思い出しました。三つめの沢を渡る時、木の枝と葉にしがみつくような白い泡のかたまりがいくつか目に入ってきました。モリアオガエルの卵でした。この時期ならではの光景を目にして感激でした。
 道迷いしやすい所には木の立札が立ててあったり、歴史を感じさせる原生林の木には、わかりやすく名前のプレートがつけられたりして、山歩きを楽しめるよう工夫がしてありました。引き明けの森をぬけ、林道に一旦出て、天上山登山口へ。頂上につながる急登を登り、山頂に到着。あいにく霧がかかっていて遠くの景色を眺める事は出来ませんでしたが、ヤマユリが一輪咲いていて、私達を歓迎してくれました。
 下山道は山アジサイやツルアジサイが見頃で、綺麗に咲いて目を楽しませてくれました。
自然豊かな天上山の山行を雨の中のスタートで心配もありましたが、参加して下さった皆様の御協力のおかげで何事もなく下山する事ができました。有難うございました。

(記 中島 恵)

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