2017年9月  定例山行

中郡古道

安佐北区白木町・狩留家町


栗原八幡神社前で案内人の説明


集合写真


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9月3日(日) ☆天候 晴れ
参加者15名  CL花岡武勲  SL長松一恵
川野 三重 新江 田所 得本 中島(美) 原田
松本 三村 宮木(澄) 若木 越知 福田
コースタイム
中三田駅10:00〜中郡古道を歩き中山峠石畳を越える〜
11:35福永荒神社(昼食)12:40〜宮原観音〜中郡古道〜
14:45狩留家駅14:55→15:33広島駅
報 告
 中郡古道とは昔に造られた吉田郡山城から広島に至るまでの路であり、今回はそのうちの中三田駅から狩留家駅までを散策した。
 中三田駅集合の後、案内人の渡辺さんからその謂われ等を聞き出発する。 日差しはまだまだ夏の暑さだが風や木陰には秋の涼しさがある。
渡辺さんは手作りで紙芝居風の絵入りの説明文をファイルに入れて用意しておられ立ち寄り先ごとに捲っては丁寧に説明して下さり、自然に「そうなんだぁ〜」と興味が湧いてくる。
 まず正覚寺境内にある三田一族の墓所に始まり庄屋永井邸から栗原八幡神社に、そして中郡古道中山峠石畳という石畳と樹林のトンネルを抜けて福永荒神社で昼食をとる。ここは今は廃校になった三田西小学校跡地(現在は下三田集会所として利用)にあり、国民学校時代はこの神殿も教室として使われていたというめずらしい話を、こちらで待っていて下さった中郡古道プロジェクトの会長さんが説明して下さる。 さらに境内には明治16年広島―三次間に道路を建設した楢崎圭三之碑もあった。
昼食の後、宮原観音から木洩れ日が入る川沿いの山道である中郡古道を通って出た先の舗装道路を暫く行くと狩留家駅に着いた。
 見てきたどれも歴史を刻み、かなり傷んできているのでこれからの保存を考えると何か対策はないものかと心配になる。
暑さはありましたが途中田んぼに実った稲穂を見て私は少々感動しながら、そして皆さんも楽しんで頂けたでしょうか。
何より終始熱のこもった説明をして下さった渡辺さんには本当に感謝の思いです。
9月1日入会の越知さん、福田さん、皆さんお疲れさまでした。

(記 長松一恵)

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