2018年1月  グループ山行

洞山(544.3m; 竹原市最高峰)

竹原市/東広島市


山頂で30周年記念


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1月26日(金) ☆天候:雪、曇り時々晴れ
参加者3名  CL杉山 博  坂井  新江
コースタイム
東広島天文台駐車場10:35→11:25洞山11:35→東広島天文台駐車場11:55
報 告
 竹原市の最高峰になっているが、東広島市側からの登り口しか分からない。頂上までそんなに距離がないし、天文台駐車場近くの見晴らし台から東広島市の町が見えるくらいで景色が楽しめる山でもない。2回下見に行ったがみんなに勧められる山行に思えず、計画がなかなか立てられなかった。
 やっと重い腰を上げて期日を決定したのに、その日は何と大寒波の後の雪が残っていて、雪もちらつく日だった。天文台を目指して車を走らせていると鹿が2頭、森の中へ逃げ込んだ。こんな里の近くまで下りて来ている。天文台の駐車場に着くと白い犬が近づいてきた。首輪をはめていないが野良犬ではなさそう。でも何か物悲しそうな犬だ。天文台は通常は一般には開放していなくて、行事がある時に開館しているようだ。誰もおられない感じがしたが、機械は動いていた。無人でも常時宇宙を観察しているのだろうか。
 山へ向かう。入り口は鹿・猪対策のためかそれとも松茸の季節の人間対策のためか高い柵がずっとはりめぐらされている。登山道には雪が残っていてその下の土は凍って霜柱ができている。足を運ぶ度に、ザクザク音がする。後ろを追う女年寄は年甲斐もなくわざと踏んでその音を楽しんでいる。すぐ着くはずと進んで行くが、この山は里山なのでいろいろな道がある。下見はしているが、同じ道ではないので迷う。正しい道を進んでいたのにそれも違う感じがしてあちこち探し回る。到着できなかったらどうしようと焦ってくる。特に道づれがこわ〜い2人だ。何を言われるか・・・・。
 ちゃんと到着! 頂上付近は木が切ってあって、陽がよく当たるようになっている。我々だけの足跡でなく他の人の足跡がある。道は荒れていないので登る人は多いのかもしれない。しかし、頂上の眺望はよくないので、写真を撮ってすぐ下山を目指す。帰りも霜柱の音は続く。すんなり下りてあの犬の出迎えを受ける。責任を果たしてほっとした。

(記 杉山 博)

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