2018年1月  定例山行

神峰山(452.6m; 大崎上島町最高峰)

豊田郡大崎上島町


少し登ると眼下に


山頂で

1月28日(日)   ☆天候 曇り時々雨、雪
参加者16名  CL 三村正弘  SL 藤原秀美
井原、川谷、合司、新江、田所、反田、中島(美)、中島(恵)、
中島(靖)、松本、林、原田、宮木(澄)、吉岡
コースタイム
高速バス:
 バスセンター7:00発⇒広島駅⇒矢賀新町⇒8:25竹原フェリ−着
高速船: 竹原港9:03発⇒9:26木江天満港着
木江天満港9:25〜神峰山登山口9:45〜10:55石鎚神社展望台11:08
〜11:15神峰山頂11:20〜11:40丸太小屋12:15〜13:30大西港
フェリー: 大西港14:10発⇒14:45安芸津港着
JR: 安芸津駅⇒広島駅
報 告
 当日は生憎の曇り空。かぐや姫号というロマンチックな名の高速バスに乗り竹原港まで行く。さらに竹原港より高速船にて大崎上島の木江天満港まで天気の状態を気にしながら移動をした。
 木江天満港に下船後徒歩10分ほどで登山口に到着した時は小雨が降りだしたため、雨具を着て登山を開始した。セメントで固めた道を登り金剛寺というお寺の横を通ると、所々にお地蔵様が鎮座されており、お地蔵様の赤い帽子とエプロンが鮮やかに目に映る。雨でえぐられたらしい溝のできた道をしばらく歩くと、段差の大きな階段が続く。しっかりと足を挙げ下肢に力を入れながらの登りであった。登るに連れて雨が雪に変わるが、幸いに風がなく寒さはそれほど感じなかった。多島美が瀬戸内海随一といわれる景色は残念ながら薄墨色の彼方であった。晴れるとさぞ素晴らしいであろう景色を想像をしながら進んだ。しかし、この寒さの中つつじだろうか、春に咲く為のつぼみがしっかりと付いている。また新しく伸ばした枝先の赤の美しさに感激ができたのはこの日ならではの天候の賜物であった。
 スカイツリーの回廊と同じ高さの標識が現れると鐘楼が見える。すぐその先が石鎚神社展望台である。最後尾とは少々間があいたが全員が合流し宮木さん手作りの干し柿に舌鼓を打った。ここで昼食を摂る予定を寒さが緩和できる丸太小屋に変更をする。10分足らずで薬師菩薩が祀られたお堂がある頂上に到達。記念写真を撮るとすぐに、丸太小屋を目指し下山した。下山道も階段の連続だが段差が小さく歩きやすい。小雪の降る中、体温が下がるのを懸念し一気に歩き丸太小屋に到達した。
 予定より時間が短縮されたため、大西港からの船便を早い便に変更することとし、昼食を早々に摂り丸太小屋を出発した。沿道の果樹園にはオレンジ色の実をたわわにつけている木もあり、柑橘類を餌にするのか野鳥が飛ぶのが目立つ。出会う人も、車も少ないが舗装された複車線の立派な道路を散策しながら港へと向かった。途中の田の中に雑草や害虫を駆除する稲作作りの担い手らしいかもが10羽程おり、その傍では自然界のかもが飛び立つ情景が対照的だった。乗船したい便に間に合うように少々速足で進んだため、大西港の待合室でゆっくりとできる時間に到着した。

(記 藤原秀美)

歩いたコース

歩いたコース:緑色,赤色は停滞した場所

距離と標高

時刻と標高

山行記録へ戻る
「広島の山」へ戻る