2018年4月 定例山行  カタクリの花を見よう

寂地山(1,337m 山口県の最高峰)

山口県岩国市/島根県吉賀町


寂地山頂で



カタクリの花


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4月29日(日) ☆天候 快晴
参加者24名  CL西田 SL中島美
菅原、栗栖、川后、原田、坂井、越知、松本、杉山、
藤原、三浦、長松、中野、皿家、谷本、川谷、若林、
反田、宮木澄、佐々木、田所、石田、高橋
交通機関: マイクロバス
コースタイム
県庁北7:30⇒新幹線口西⇒中筋⇒筒賀P⇒吉和IC⇒9:00
旧冠山スキー場9:20→松ノ木峠→11:25冠山分岐→12:25寂地山頂上
(昼食)13:00→14:05ミノコシ峠→木馬トンネル→滝見コース→
16:30寂地駐車場⇒広島新幹線口
報 告
 快晴の青空の下、旧冠山スキー場の駐車場に着くと車が満杯でさらに後続の自動車が続いてる状態であった。マイクロバスを下車して身支度と準備体操をすませ出発する。松ノ木峠を経て尾根道を登る。登山道は道幅もあり、なだらかで登りやすい。しばらく登り続けると平坦になってきたあたりから道端にカタクリの花が見えてくる。カタクリの群生している場所ごとに足が止まり進行が遅くなる。冠山への分岐で休憩する。周りにもカタクリが花を付けている。登山道の両端には丸太が並べられ、足を踏み入れないように注意を促してある。右も左も道路脇はカタクリである。約3時間で頂上に着いた。登山者で大賑わいしているが、空いているところで弁当を広げる。頂上で同じ県連の呉労山のメンバーと出会った。頂上には、山口県国体の炬火採火之碑が2本建っている。山口県の最高峰ということで寂地山が選ばれたのだろう。
 下山は、右谷山への案内標識に従って尾根道を下る。約1時間でミノコシ峠にある分岐に到着する。ここより寂地駐車場に向けて谷道を降りる。下山道はしっかりしているが長い下りが続く、とろどころ沢を渡るところで休憩する。途中、岩のあるところもあるが注意して下る。やがて最初の木馬トンネルを潜り抜け、出たところから瀧見コースをとり、赤い手すりとコンクリート製の急階段で作られた道を降りる。いくつかの滝を過ぎてようやく平坦な終点に午後4時過ぎに到達した。
 長いコースでしたが、下りも休憩をこまめに取ったせいか足の疲労感はそれほどありません。カタクリの花と寂地峡の深山幽谷を十分堪能することができました。

(記 西田文雄)

感想
 初めての寂地山 5.5時間の歩行時間に恐る恐るの参加でした。しかし、登山道沿いの見渡す限りのカタクリの花に感動。川沿いの道は若葉や水の流れる音に癒されながらの歩きで、終わってみれば楽しい幸せな一日でした。山はやっぱり いいですね。

(川后敦美)


 寂地山行、天気にも恵まれてすばらしい時間を過ごすことができました。
楚々と咲くカタクリや山野草のつつましい美しさ。
普段の山行ではなかなか見れない松やブナの巨木。
周囲の山の,稜線の美しさ。
下り道に沿って流れる渓流のさわやかな水音。
渓谷の岩を削りつつ流れる滝に長ーい下り道の疲れも忘れました。
心地よい疲れとともに、山行を終えることができたのもリーダーの西田さんと中島さんのおかげです。
ありがとうございました。

(菅原 孝典)

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