2018年5月  定例山行

呉娑々宇山(682.2m)

広島市安芸区/東区


頂上でラーメンを作る


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5月15日(火) ☆天候 晴れ
参加者12人   CL三浦美雄子   SL林 克己
越知  坂井  曽田  得本  中島(恵)  中島(靖)
原田  藤原  松本  宮木(澄)
コースタイム
集合: 府中城ケ丘8:45 みくまり駐車場9:00
みくまり駐車場9:30〜キャンプ場所10:30〜ハンド岩11:25〜
バクチ岩11:45〜12:10呉娑々宇山山頂(昼食)13:15〜
高尾山14:30〜岩屋観音15:00〜15:50駐車場
報 告
 「湯が沸騰しました。ラーメンを出して下さい」一つのナベに白湯500ccに対してラーメン1個で6人分なので2個のなべを使用する。ラーメンの種類は不統一で思い思いの麺になる。なべに「麺を入れて、出汁を入れて、薬味を入れて、皆入れて・・」「出来たよー器を持ってきて」「はい・薬味、 はい・味噌味、貴方はしょうゆ味だよ」と言いながら、熱々のラーメンを小分けする。(各種類のラーメンを混合し煮込んだのに味の区分が出来るわけがないのに・・・まあいいか)平日山行で少数の参加者なので、その状態を生かした企画を実施した。おもしろい企画で、お弁当をより一層美味しく食べ、より一層親睦も深まった。
 往路は緩やかな登りが多いい。さらに五感を楽しませる道のりもある。視覚には防水槽に大小の紅い鯉が泳ぎ、砂防用の溜池には白い蓮の花が咲き、亀が初夏の太陽を浴びている光景を観賞する。聴覚には、ウグイスの声とホトトギスの声が響く。岩の上から街並みの光景が一望できる。バクチ岩・昔の人が花札の博打をしたとかの説の話がある。
 復路は、登山者を魅了させる場所がいくつもある。岩肌を登るのに補助用のロープを活用する。岩と岩の割れ目の足の置き場を見定めて、岩に片手を預けて慎重に進む場所がある。急な砂地の斜面をバランスを保ちながら下る所あり、と変化に富む。これらで少し緊張感を楽しむ。また、イノシシのぬた場、鹿にも出会い感動する。今日は夏日となり蒸し暑いのでゆっくり歩き、水分をこまめに摂る。呉娑々宇山は府中町民、広島市民、その他大勢の登山者に親しまれている里山である。交通便がよい、駐車場がある、広島湾・海田湾、街並みなどが一望できる。半日、終日コースと、又ルートも複数あり身近で変化に富んだ里山だ。  追伸 呉娑々宇(ござそう)と読み難い地名である。県内にある難読山名(やまぼうし171号より)のひとつであるそうです。

(記 林 克己)

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