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2023年9月  グループ山行

甲斐駒ヶ岳(2967m)・仙丈ヶ岳(3033m)

長野県・山梨県

9月13日(水)〜16日(土)

 参加者4名  CL滝 史郎 SL三浦美雄子 吉川明子 栗栖朋子

コースタイム・天候

【9月13日(水)】天気 晴
広島駅7:18⇒(のぞみ)⇒9:34名古屋10:00⇒(しなの)⇒11:54塩尻12:12⇒(JR中央東線)⇒12:35辰野12:43⇒(JR飯田線)⇒13:13伊那市13:15⇒(タクシー)⇒13:55戸台口14:15⇒(林道バス)⇒15:15北沢峠15:20→16:10仙水小屋(泊)
【9月14日(木)】天気 晴
仙水小屋4:50→5:40仙水峠5:53→8:03駒津峰8:19→10:39甲斐駒ヶ岳11:30→13:15駒津峰13:30→14:25双児山14:35→16:35北沢峠こもれび山荘(泊)
【9月15日(金)】天気 曇り
こもれび山荘5:27⇒8:08大滝の頭8:15→8:55藪沢小屋9:14→9:41馬の背ヒュッテ9:56→11:20仙丈小屋(泊)
【9月16日(土)】天気 快晴
仙丈小屋4:20→5:00仙丈ヶ岳5:07→5:15ご来光5:25→5:30展望地5:35→6:24小仙丈ヶ岳6:33→7:20大滝の頭7:28→8:58北沢峠10:00⇒(林道バス)⇒15:15仙流荘13:30⇒(タクシー)⇒14:15伊那市15:01⇒(JR飯田線)⇒15:55岡谷16:49⇒(JR中央東線《遅延》)⇒16:59塩尻17:03→19:07名古屋19:26⇒(のぞみ)⇒21:46広島駅

報 告

 県連バスが中止になったが、それに向けて計画していた山を登ってきました。今夏は暑くこの時期でも猛暑、体の準備が不十分で、のんびりのはずが時々ハードに感じました。
[1日目]南ア林道バスの北沢峠行最終便が戸台口始発ですが、本当に来てくれるか不安な程何もないバス停でした。一気に標高2000m、北沢峠で下車、長衛小屋まで車道を下り、そこから仙水小屋に向かって谷筋を上る。2019年10月の台風19号の被害で登山道はかなり付け替えられていた。仙水小屋はコロナ以前から完全予約制でしたが、改装されてベッドのように区切られ快適でした。
[2日目]仙水峠から見る摩利支天はやはり素晴らしい。駒津峰への急登はまだ慣れない体に応えた。この先登山道は岩場が多く、予定より時間がかかった。頂上近くの長いザレ場は休憩して止まるにも足が疲れる程滑りやすい。やっとの思いで駒ヶ岳山頂に着いた。雲は多かったが幸いまだ下に留まり、素晴らしい展望だ。ちょうど鳳凰山の上に富士山。その右手には北岳と間ノ岳が間近かに見える。長い休憩をとり下山開始、危険箇所が多く慎重に歩いて駒津峰でホッとする。双児山から北沢峠の山荘までが疲れた足には遠く、4時までには着くという予定が大幅に遅れてしまった。
[3日目]仙丈小屋までノンビリの休養日だ。大平山荘を通って藪沢沿いに歩く計画であったが、1日目の仙水峠への谷筋の荒れ方を見て、大滝の頭まで尾根道の藪沢新道に変更した。前日の疲れと気の緩みか、思ったよりしんどかったが、予定通り昼前に仙丈小屋に着いた。今年は雪が少なく7月には水が涸れ、仙丈小屋に水が全く無い。
[4日目]ご来光を見ようと早朝の出発。朝食が遅いので前の晩におにぎりをもらった。霧の中、ヘッドランプで仙丈ヶ岳山頂に到着。日の出前、霧で暗い。ご来光を見る場所は少し小仙丈方面へ下ったところ。東の地平線近くが赤く染まる。雲の配置があまり良くないが、やはり高い山の上からのご来光はきれいだ。仙丈〜小仙丈の稜線からは間近に左から富士山、北岳、間ノ岳と標高が1位から3位まで並んで見ることが出来る。小仙丈山頂からは大きな小仙丈カールの優美な姿を現す。大展望であるが、帰りのバスに遅れないように下山開始。ここから北沢峠まで標高差800m余り、ひたすら下る。この日は3連休の初日、登ってくる人がとにかく多い。ケガをしないように慎重に下り無事バス停に到着。バスの終点仙流荘で入浴、蕎麦を食べて疲れを取る。タクシーで途中道の駅によって伊那市駅へ。JRは途中、中央東線の列車が大幅に遅れて予定の特急列車に間に合わないということで駅員さんの手を煩わせたが、無事予定通りに帰広できた。

(記 滝)


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